運行情報
摩耶ケーブル
火曜定休日(祝日の場合は翌平日) Closed Tuesday (the following day if Tuesday is a national holiday).
摩耶ロープウェー
火曜定休日(祝日の場合は翌平日) Closed Tuesday (the following day if Tuesday is a national holiday).
六甲有馬ロープウェー
通常どおり In service
ロープウェーの魅力
六甲山頂と有馬温泉を12分で結ぶ六甲有馬ロープウェーからは、四季さまざまに表情を変える六甲山のダイナミックな自然を間近にご覧いただけます。春は新緑が眩しく、夏は避暑を求め、秋は全山の錦絵、そして冬は見事な樹氷。
ロープウェー沿線からの風景を是非お楽しみください。
ロープウェーの東側には青空を背景に六甲山系の最高峰931mがそびえます。
また西側の谷間の遠方には瀬戸内海。
なかなかご覧になれませんが、条件のいい時には、海に浮かぶ家島群島、その左に小豆島が見えるときもあります。
ロープウェーだからこそ見ることの出来るこの眺望をぜひお楽しみください。
春 - 新緑のグラデーション -
「ヤマザクラ」と「タムシバ(コブシ)」が目立ちます。
「コバノミツバツツジ」も濃いピンク色で山々を飾りだします。
3月、少し新緑が始まり、若葉がところどころに見られ、木々の先端には暖かいピンク色が目立つようになってきます。
有馬温泉駅をゴンドラが出発したところに、周りは冬枯れの風景の中で、まるで女性の「かんざし」がたくさん吊り下がっているような淡黄色の花が咲きます。「キブシ(木伏)」です。
高い枝から縦長に垂れ下がり、春真近のゴンドラを飾ります。
春の新緑がすぐそこまで近づいていることを実感していただけます。
4月も後半になりますと、重なり合う山々には今生まれたばかりの淡い黄色から濃い黄色のまじわった緑のグラデーションが、まるでブロッコリーが無数に広がっているように、山々の立体感を体感頂けます。
5月、六甲有馬ロープウェー沿線も若々しい「新緑」の季節を迎えます。野鳥の声が六甲山に響き、耳を澄ませば生まれたての柔らかい葉っぱのゆれるかすかな音。六甲山頂駅付近の温度は気持ちのよい気温が続きます。
沿線のブロッコリーのような新緑も、周りの緑色へ少しずつ溶け込まれてゆくような季節になります。大空に向かって「ヤマボウシ」の白い花も咲きだし、新緑の爽やかな色合いを楽しめます。
夏 - 涼しい風と気持いい自然のBGM -
6月には、成長した「深緑」に変化します。湯槽谷を通過中、谷底には「ヤマボウシ」が、木にいっぱいの白い花(総包片)を咲かせます。
中旬には「クマノミズキ」が沿線に咲き、黄白色の花が一面に見られるようになります。
梅雨の期間中は、市内では体感できない雲の中の「空中散歩」をお楽しみ頂けます。
7月、山頂付近の気温は19~21℃ぐらいが続きます。市内とは6~7℃低く気持ちのよい夏の始まりです。朝10時頃まで、そして15時から夕日が西の瀬戸内へ沈むころまで「カナカナカナァ~」と、ヒグラシに出会えます。
8月、六甲有馬ロープウェーは、1000万ドルナイトビューをお楽しみ頂きたく8月より延長運転を行っております。有馬温泉方面の夜景をご覧いただきながらの空中散歩をお楽しみください。
秋 ー 圧巻!錦絵の中の空中散歩 ー
9月、夏休みの賑わいも少し落ち着き、少しずつ涼しくなってまいります。
雄大な湯槽谷のゴンドラの奥、丹波山地の雲海をゴンドラ内からご覧いただける機会も増えてきます。
ロープウェーからご覧いただく雲の芸術は格別です。
10月中旬、六甲山頂駅(六甲ガーデンテラス・GREENIA前)付近の紅葉が始まります。
六甲山頂駅(六甲ガーデンテラス・GREENIA前)ではドウダンツツジも真っ赤に染まり、コスモスも群生とはゆきませんが白、ピンク・・と色づきます。
11月、右に左に、ゴンドラの大きく開けられた車窓から錦絵が始まります。
有馬温泉駅を出発してすぐ、西側眼下に真っ赤に染まったカエデが奥深い谷間の隅々まで染めます。ゴンドラは29度の急斜面を登ります。
140mの上空から六甲山の最高峰(931m)を中心に湯槽谷山(801m)から西お多福山(878m)付近、北から南の約2キロのパノラマをお楽しみ下さい。
冬 ー 静かな静かなモノトーンの世界 ー
12月、今までにぎわっていた沿線の紅葉も落ち、すっかり静寂につつまれます。
このシーズンは、瀬戸内海に沈む夕日をお楽しみ頂けます。茜色の空に海がキラキラと輝く様子は幻想的な光景です。
初冬になると空気がすっきり澄んでいます。いつもと違うクリスマスをお楽しみ下さい。
1月、六甲山頂付近は例年15~20センチぐらいの積雪があり、幻想的で静かなモノトーンの世界が広がります。そのようななか、寒い沿線に心温まる花が咲きます。
有馬温泉駅の東側、葉は厚く表面は光沢が有り「ヤブツバキ」、別名「ヤマツバキ」とも言われています。
また有馬温泉駅から出発してすぐにゴンドラの真下に滝の音が響きます。「鼓ヶ滝」です。深緑から紅葉のシーズンには周りの木々に囲まれ
見ることが出来ませんが、30メートル上空のゴンドラからご覧頂けます。
直瀑で落差8メートルを一気に滝壺に落ちる伝説の滝をゴンドラからお楽しみください。
2月、六甲山頂駅(六甲ガーデンテラス・GREENIA前)周囲に見事な霧氷が見られます。
立春も過ぎたころには、太陽の光を受けキラキラと輝き、とても幻想的な光景を作り出します。
「霧氷」は霧や雲に含まれている水蒸気などが、樹木に付着して凍ったものです。
六甲山頂駅(六甲ガーデンテラス・GREENIA前)附近の木々の枝にしっかりとくっついた「霧氷」は気温がマイナス5度以下にならないと見られない珍しい現象です。